アフィリエイトとは?アフィリエイトの仕組みや他広告の種類との違いも含め意外とある報酬方法の数について、報酬が発生する広告の種類、成果報酬型アフィリエイトの種類、初心者におすすめのジャンルやASPをご紹介します。
アフィエイトとは?
報酬が発生する広告の種類の中でアフィリエイトは、「成果報酬型」のことを指します。他広告も含めてアフィリエイトと誤った認識をしている人も多いので、違いも確認しましょう。
アフィリエイトの収入の仕組み
アフィリエイトは、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と呼ばれる仲介業者を利用することが多いです。広告をメディアに載せたい企業がASPに依頼をし、ブロガーなどがASP経由で広告を利用し紹介するというものです。
直接広告主と交渉をするよりもASPを通した方が手軽に始めやすい点や、ASPを通し様々な情報が得られる点がアフィリエイターに大きなメリットとも言えます。
広告主が設定している成果の報酬の種類は、様々です。
- 成果報酬型
主に「商品購入」や「会員登録」、「資料請求」などのなんらかの目的を果たした際に得られる - クリック報酬型
広告をクリックすることで得られる
まずASPの話が出ましたので、どんなASP会社があるのかまとめてみました。
ASP会社一覧
A8.net(エーハチネット)
国内ASPの中で一番規模が大きいのが、「A8.net」です。累計広告主数は21,000社以上。登録しているサイト数は280万サイト以上。ASP会社として信頼実績が高いため、初めてアフィリエイトを行う人のほとんどが登録をします。
初心者が利用する理由として、登録するサイトの審査が比較的やさしい点も理由の1つでしょう。始めたばかりのシンプルなサイトやブログでも登録が可能なので、アフィリエイトをまず勉強してみようかなという時でも問題ありません。多彩なジャンルの広告を取り扱っているので、初心者でも利用しやすいのでしょう。
ValueCommerce(バリューコマース)
バリューコマースは、国内初として始まった老舗ASP会社です。定期的にアフィリエイター向けのセミナーの実施、ノウハウ関連コンテンツの提供があります。東京で行われたイベントにも参加したことがありますが、立派です。
Yahoo!ショッピング、Amazonや楽天市場など大手ネットショップのアフィリエイトが利用できる点で、初心者でも取り組みやすいASPです。報酬は1,000円からで手数料無料で振込ができるので、アフィリエイトスタートには嬉しいサービスです。
バリューコマースafb(アフィビー)
afbは健康食品や美容などの広告利用者が多いASPでもあります。近年取締の厳しくなってきた広告に関わる法令情報専門サイトで勉強の場を増やすなど、利用者が安心してアフィリエイトに取り組めるような大勢を整えている会社です。また様々なアフィリエイト用のセミナーやノウハウ配信などもあることから、初心者が少しずつでも報酬アップできるようなサポートも特徴の1つでしょう。
報酬の最低支払金額が777円!初心者に寄り添っていただける支払い支援も魅力です。
ACCESSTRADE(アクセストレード)
アクセストレードは2001年からと老舗ASPの1つであり、登録サイト数累計76万サイト、広告累計数2.6万件とこちらも人気なASPです。金融やサービス系の広告のほかにも、Eコマース系ジャンルの広告も豊富にあります。アクセストレードも最低報酬支払額は1,000円からと、初心者にもやさしいのが魅力。
LinkShare(リンクシェア)
LinkShareは楽天下のASPです。最大の特徴は、驚くことに最低支払金額が1円です。広告がクリックされただけで成果となるような案件は報酬金額が1円のものが多く、少額案件でも支払いがあるため、アフィリエイトを続けるモチベーションを維持には嬉しいものです。
比較的EC(eコマース)サイト案件が多めかなと感じます。リンクシェアでしか提携できない独占案件も多くありますので、特定の案件目的で利用する人も少なくないのがLinkshareならではでしょう。
もしもアフィリエイト
日本最大級45万人が利用する「もしもドロップシッピング」で有名な「株式会社もしも」が運営。このASPをおすすめするポイントは、獲得した報酬に10%上乗せしてもらえる「W報酬制度」があること。必ず登録すべきおすすめのASPです。
例えば1万円振り込まれる報酬を得た場合、1,000円上乗せしてくれる太っ腹サービスがあるというところなのです。ただ参加する広告により条件も異なるので事前確認もお忘れなく。
Amazonアソシエイト(アマゾンアソシエイト)
Amazonアソシエイトは、Amazon.co.jpで取り扱う莫大な商品から選定し、紹介するというアフィリエイトサービスです。アカウント作成も無料ではじめることができます。
料率はジャンルにより異なりますが、最大10%となるジャンルもあり魅力の1つです。また紹介した商品だけでなく、リンクを踏んだ後に購入された商品をも成果対象となるのでアマゾンアソシエイトのありがたいサービス方法でもあります。また各種メンバー紹介によっても成果報酬が得られるのです。アマゾンならではの特徴を活かし、非常に高いコンバージョンレートにより収益が最大化できる可能性が高いです。
Google Adsense(グーグル・アドセンス)
Google Adsenseは、Googleが運営するクリック型ASPです。掲載した広告を訪問者がクリックすることで、報酬が発生する仕組みです。
まずブログやサイトの審査が必要になります。その後、発行されるコードをサイト、ブログ内へ貼付するだけで広告を配信し、報酬を得ることができるという方法です。
Google Adsenseで表示される広告は、サイトへ訪れたユーザーの情報に基づき自動的に決まりますので、手動で設定する必要はありません。そのため、関連性の高い広告を効率的に表示することができるため、初心者でも始めやすいことが特徴です。
ASP利用・管理のコツ
掲載する広告はどれを選んで貼り付ければいいというわけではありません。成約率を高めるためにも、運営するサイト、ブログのコンテンツと相性の良い広告を選ぶことは大切です。
アフィリエイト初心者が陥りやすい失敗としては、どうしても収入を得たいことばかり考え、単価の高い商材ばかりを狙いに行ってしまい、結果として全く成果が出ないため、諦めて辞めてしまうということです。
ポイントは、まずは単価だけで判断するのは一旦置いておいて、自分だったらこの商品を買って使って満足したから心からオススメしたいと感じた商品を紹介するようにするのが良いでしょう。
続いて、タイプ別アフィリエイトそれぞれの違いやメリットデメリットを解説していきます。
アフィリエイトの種類・タイプ別メリットデメリット
クリック課金型広告
クリック課金型とは、Google Adsenseのように自分のサイトにグーグルアドセンスのタグ(コード)を設置し、表示されるバナーやテキスト広告をクリックされると、1クリックあたり=○円の報酬を得る課金方法です。
成果報酬型広告
成果報酬型とは、サイトに掲載している広告をクリックした後、その広告の商品やサービスを購入、申し込みした場合にのみ成果発生となる方法です。
紹介する商品やサービスをしっかりと理解し、お客様となり得るユーザーのアクセスを集める必要があ。
固定掲載型広告
固定掲載型広告とは、サイトに一定の条件で広告を貼り付けるだけで、固定の広告料が発生する方法です。
家の敷地内に一定期間、看板を設置させてください。と言われ承諾して収入を得るようなイメージです。
クリック型課金広告+固定掲載型の広告が取れたらラッキー、くらいに考えるのが吉でしょう。
アフィリエイトの種類一覧
どのアフィリエイトが初心者でも始めやすいのか?
初心者が始めやすいアフィリエイトは、特にスキルが必要なく手軽に始められるブログアフィリエイトやSNSアフィリエイトかもしれません。
とはいっても注意してほしいのは、始めやすい=稼ぎやすいという意味ではありません。
ブログでも、サイトでもYouTubeでも、「ここに来れば価値がある」「また来たい」とユーザーから認められない限り「報酬をいただくことはない」ので、そういった点を理解した上で始めることです。
いかにユーザーの心を射止められるか。あなた次第なのです。
アフィリエイトで収益を上げやすいジャンル3選
ではアフィリエイトで収益を上げるためにはどのジャンルを選ぶとよいか。比較的収益を上げやすいとされるジャンルを3つ紹介します。
一般転職
ブラック企業、新型コロナ問題を含む働き方改革など、新しい生き方を目指して転職をする人が増加中です。それに関連し、転職等の悩みは増え転職エージェントなどの情報は求められています。悩みを解決しながらアフィリエイトと結び付ければ、収入を得るチャンスになります。
金融系
続いて収益性が高いとして知られているのが金融系です。金融系の中でもジャンルは細分化されるため、それぞれで単価は変動します。単価の高いジャンルであることから、アクセスがあるサイトであれば高い収益を期待できますが、競争率も高いのも特徴です。
健康・美容
生活をしている中で、男性女性問わず悩みが生まれやすいのが健康や美容系。実際に使ったコスメ・化粧品や、スキンケア製品などについて記事にできるため取り組みやすいのが特徴です。的確に悩みを解決するアフィリエイト商品を紹介するなどを行えば、購買に結びつけることができるチャンスも広がります。
アフィリエイトで成約率を上げるコツ
文章を書くときは、どんな人をターゲットにするのかを明確にし、それらを意識しながら文章を書くことは基本です。ターゲットの心理を意識して書くことができれば成約率は上がりやすくなるはず。
旬の情報を得てブログを書くスタイルのトレンドアフィリエイトなら「集客する記事の書き方」でもよいのですが、成果報酬型のアフィリエイトには、「成約する記事の書き方」をしないと効果は発揮できません。
成約する記事の書き方ができれば、たとえアクセスが少なくても爆発的な収入を得ることも可能ですので、ぜひ必要なことに集中してください。
アフィリエイトで収益を上げる3つの戦略
様々な手法を紹介してきましたが、アフィリエイトで効果を出すためには様々な角度からの戦略が必要です。そこで3つの手法を見ていきましょう。
SEO対策で上位表示を狙う
アフィリエイトで重要なのが、まず記事やサイトに訪問してもらうこと。そのため重要なのがSEO対策です。ユーザーは悩みを解決するために検索を行い、納得できる答えを探しています。その検索意図に沿ったキーワードを狙ったSEOをすることが重要です。しかしSEOはGoogleなどのアップデートによるアルゴリズムの変動もあるため、柔軟に対応しつつSEOを意識することです。
SNS・広告で複数の動線確保
SEO対策をした記事を書いたら終わり。ではありません。その後もSNSなどを活用し複数の動線を確保し拡散させましょう。SNSを利用して発信を行っている場合、アフィリエイトにもよい結果をもたらす可能性が高まります。影響力も高めることができやすことから、チャンスの場を広げる努力も必要です。
発信内容を明確化
発信内容は明確にしましょう。クリック型報酬、成果報酬などアフィリエイトの種類、書き方も上手く使い分ける必要があることも分かったことで、アクセス数を増やしたいがために、日記のようなブログになっては意味がありません。購買に誘導するサイトなのか、アクセス数のみ必要な旬な情報提供が必要なものなのか、などジャンルに合うように整えること。
始める時は非常にエネルギーが必要です。まず始めは雑記ブログで始め、徐々にジャンルを絞って特記ブログに移行するなど、自分のスキル力をアップさせながら、質の高い情報を提供することをおすすめします。
→ステップ3:ドメイン会社選び